LEDライトの捨て方完全ガイド!分別からお得な処分法まで徹底解説

LEDライトが床に転がってます。

「新しいLEDライトに交換したけど、この古い方はどうやって捨てればいいんだろう…?」 「電球だから、割れたら危ない?何ゴミに出せば正解?」

LEDライトの捨て方で、このように迷った経験はありませんか?

燃えないゴミなのか、それとも何か特別なルールがあるのか、分かりにくいですよね。間違った捨て方をして、回収してもらえなかったり、環境に悪影響を与えたりするのは避けたいものです。

ご安心ください。この記事を最後まで読めば、あなたのその悩みはすべて解決します。

この記事では、LEDライトの基本的な分別方法から、シーリングライトや蛍光灯といった種類別の捨て方、安全に処分するための注意点、そして「捨てる」以外のエコでお得な選択肢まで、どこよりも分かりやすく解説します。

結論から言うと、LEDライトの捨て方は「お住まいの自治体のルールに従う」のが基本です。

この記事を参考に、あなたに合った最適な方法を見つけて、スッキリ・正しく処分しましょう!

目次

【結論】LEDライトの捨て方は「自治体のルール確認」が基本!

LEDライトが並んでいます。

結論からお伝えすると、LEDライトの最も正しく安全な捨て方は「お住まいの自治体が定めるルールに従うこと」です。なぜなら、ゴミの分別区分は全国一律ではなく、自治体によって「不燃ゴミ」であったり「有害・危険ゴミ」であったりと、扱いが異なるためです。

この記事では、ほとんどの自治体に共通する基本的な分別方法や、LEDライトの種類ごとの捨て方のパターンを詳しく解説します。まずはこの記事で全体像を掴んで、ご自身のケースがどれに当てはまるか確認してみてください。

収集日 有害性資源の日 

出し方

白熱電球、LED電球は燃やさないごみに出してください。

空き箱に入れるなど、割れないようにして出してください。

丸型や電球型蛍光灯も資源です。 

東京都小平市の場合 https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/045/045305.html

これで迷わない!LEDライトの基本的な分別方法

LEDライトは、主にガラス・金属・プラスチックなどで作られています。そのため、多くの自治体で以下のいずれかのゴミとして分別されます。

基本は何ゴミ?「不燃ゴミ」か「有害・危険ゴミ」が一般的

多くの自治体では、LEDライトは「不燃ゴミ(燃えないゴミ)」として扱われます。一番イメージしやすい分別方法かもしれません。

ただし、一部の自治体では、割れる危険性や電池内蔵製品との混同を避けるため「有害ゴミ」「危険ゴミ」として、他のゴミとは別の袋や容器で出すように指定している場合があります。収集日も月1・2回など、不燃ゴミとは別に定められていることが多いので注意が必要です。

「小型家電リサイクル法」の対象になることも

LEDライトは「小型家電リサイクル法」の対象品目に含まれています。この法律は、家電製品に含まれる貴重な金属資源(レアメタルなど)を再利用するためのものです。

そのため、自治体によっては、市役所や公民館、スーパー、家電量販店などに設置されている「小型家電リサイクルボックス」への投函を推奨しています。投入口(通常は30cm × 15cm程度)に入るサイズのLED電球などはこちらを利用するのが、最も環境に優しい処分方法と言えるでしょう。

【種類別】シーリングライト・電球・蛍光灯…形状ごとの捨て方

ご家庭にあるLEDライトも、形は様々です。ここでは代表的な4つの種類について、具体的な捨て方を解説します。

ケース1:LED電球・豆電球の捨て方

最も一般的なボール型やナス型のLED電球は、前述の通り「不燃ゴミ」「有害・危険ゴミ」または「小型家電リサイクルボックス」で処分します。 割れてしまうと危険なため、購入時の箱に入れたり、新聞紙や厚紙に包んだりしてから、指定のゴミ袋に入れるようにしましょう。袋に「キケン」や「ワレモノ」と書いておくと、収集作業員の方も安全に作業できます。

ケース2:大型の「LEDシーリングライト」の捨て方

リビングなどで使われる円盤型の大きなLEDシーリングライトは、多くの自治体で「粗大ゴミ」扱いとなります。

一般的に「一辺の長さが30cm(または50cm)を超えるゴミ」は粗大ゴミと定義されていることが多いためです。粗大ゴミの処分は、以下の手順で進めるのが一般的です。

  1. 自治体の「粗大ゴミ受付センター」へ電話かインターネットで申し込む。
  2. 処分にかかる手数料(数百円〜)を確認し、コンビニなどで「粗大ゴミ処理券(シール)」を購入する。
  3. 処理券に受付番号や氏名を記入してライトに貼り付け、指定された収集日の朝に、指定場所へ出す。

ケース3:直管型の「LED蛍光灯」の捨て方

オフィスやキッチンで使われる棒状のLED蛍光灯も、その「長さ」によって分別が変わります。短いものであれば「不燃ゴミ」、長いもの(30cmや50cmを超えるなど)は「粗大ゴミ」として扱われるのが一般的です。

こちらも割れやすいため、購入時のケースに入れるか、なければ新聞紙などで全体を包んでから処分しましょう。

ケース4:懐中電灯など「電池一体型ライト」の捨て方

ここが最も注意が必要なポイントです。懐中電灯やペンライト、充電式のデスクライトなどは、「電池」の扱いで捨て方が全く異なります。

  • 電池が取り外せる場合: 必ずライト本体から電池を抜き取ってください。ライト本体は自治体のルール(不燃ゴミなど)に従い、電池は別途、乾電池の回収ボックスや、自治体が指定する方法で処分します。
  • 電池が取り外せない場合(充電式など): 内蔵された充電式電池(リチウムイオン電池など)は、強い衝撃が加わると発火する危険性があります。絶対に「不燃ゴミ」に混ぜてはいけません。 多くの自治体では「有害・危険ゴミ」として分別するか、「小型家電リサイクルボックス」での回収を義務付けています。

LEDライトを捨てる前に!安全に処分するための3つの注意点

LEDテープを貼っている様子

安心してLEDライトを処分するために、知っておくべき3つの注意点をご紹介します。

注意点1:LEDに水銀は入ってる?蛍光灯との違い

結論として、LEDライトには人体に有害な「水銀」は一切含まれていません。 昔ながらの蛍光灯には水銀が使われているため、厳重な処分ルールが定められていますが、LEDライトはその心配がないため、比較的安全に処分できます。

注意点2:割れてしまった時の安全な片付け方と処分方法

万が一LEDライトを割ってしまった場合でも、慌てず安全に対処しましょう。

  1. 念のため部屋を換気します。
  2. ケガ防止のため、厚手の手袋や軍手を着用します。
  3. 大きな破片を手で拾い、細かい破片はホウキとちりとりで集めます。 (※掃除機は内部を傷つけたり、排気で微細な破片をまき散らす恐れがあるので推奨されません)
  4. 集めた破片を厚手の紙袋や新聞紙に二重に包み、「キケン」と明記して、自治体のルールに従って処分します。

注意点3:【事業者向け】事業ゴミは家庭ゴミで出せない

オフィスや店舗、工場などで使用したLEDライトは「事業ゴミ」となり、家庭ゴミの収集場所に出すことは法律で禁じられています。

これらは「産業廃棄物」として扱われるため、必ず許可を持つ「産業廃棄物処理業者」に委託して、適切に処理してもらってください。

捨てるだけじゃない!お得&エコなLEDライトの処分方法3選

ゴミとして捨てる前に、少しだけお得になったり、環境に貢献できたりする方法も検討してみませんか?

方法1:家電量販店やホームセンターの「回収サービス」を利用する

一部の家電量販店やホームセンターでは、使用済みの小型家電を回収するサービスを行っています。新しい照明器具の購入を条件に無料で引き取ってくれたり、数百円程度の手数料で回収してくれたりする場合があります。お買い物のついでに確認してみるのがおすすめです。

方法2:まだ使えるなら「フリマアプリ」や「リサイクルショップ」で売る

まだ十分に使えるLEDシーリングライトや、デザイン性の高いデスクライトなどは、捨てるのではなく売却するのも一つの手です。

メルカリやPayPayフリマといったフリマアプリなら、自分で価格を設定して出品できます。ハードオフやセカンドストリートなどのリサイクルショップに持ち込めば、その場で査定・現金化してくれます。少しでもお金に換えたい方、ゴミを減らしたい方はぜひ試してみてください。

方法3:環境に優しい「小型家電リサイクルボックス」を活用する

前述の通り、お近くに「小型家電リサイクルボックス」があれば、積極的に活用しましょう。ボックスに入れるだけで、手間なく、無料で、そして最も環境に貢献できる処分方法です。投入口に入るサイズのLEDライトであれば、この方法が最適解の一つと言えます。

【一番重要】あなたの街のルールを簡単・確実に確認する方法

ここまで様々なパターンを解説してきましたが、最終的な判断はやはり自治体の公式情報で確認するのが最も確実です。確認方法はとても簡単です。

「自治体名 + LEDライト 捨て方」で検索

お使いのスマートフォンやパソコンで、「さいたま市 LEDライト 捨て方」「横浜市 LED電球 ゴミ」のように検索するだけです。ほとんどの場合、検索結果のトップに自治体の公式ページが表示され、正しい分別方法が記載されています。

自治体のウェブサイトやごみ分別アプリで確認

各自治体のウェブサイトには、品目ごとに分別方法を検索できる「ごみ分別辞典」のようなページがあります。また、最近ではごみ収集日を知らせてくれたり、分別方法を検索できたりする便利なスマートフォンアプリを提供している自治体も増えています。

まとめ:LEDライトの処分は、ルールを知れば全く難しくない!

最後に、この記事の要点をまとめます。

  • LEDライトの捨て方は「自治体のルール」が最優先。
  • 基本は「不燃ゴミ」か「有害・危険ゴミ」。
  • 大きなものは「粗大ゴミ」電池一体型は「発火の危険」に特に注意。
  • LEDに水銀は含まれていないので、過度に心配する必要はない。
  • 「売る」「リサイクルする」といったエコでお得な選択肢も検討する価値あり。

LEDライトの捨て方は、一度ルールを理解してしまえば、決して難しいものではありません。この記事を参考に、まずはあなたがお住まいの自治体のルールを確認することから始めてみてください。正しく安全に処分して、お部屋も心もスッキリさせましょう!

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