洗濯物干すやつは何ゴミ?→「粗大ゴミ」が基本。分解すれば無料の可能性も

洗濯物干すやつ

壊れたり不要になった「洗濯物干すやつ」って何ゴミ?と迷う方が多い印象です。いざ捨てようとすると「これ、一体何ゴミ?」と悩みますよね。金属とプラスチックが混ざっていたり、サイズが大きかったりして、処分方法に迷う方は非常に多いです。

結論から言うと、洗濯物干しはほとんどの場合「粗大ゴミ」として捨てるのが正解です。

あなたの地域のルールを確認しましょう

ただし、パイプカッターなどで小さく分解すれば「不燃ゴミ」や「資源ゴミ」として無料で捨てられる自治体も多くあります。

この記事では、あなたの洗濯物干しが「粗大ゴミ」になるのか、それとも「分解して捨てられる」のかを判断する一番簡単な見分け方から、具体的な捨て方の手順まで、誰でも分かるように徹底解説します。

目次

一番簡単な見分け方:「大きさ」で判断しよう

洗濯物干しが何ゴミになるかの分かれ道は、その「大きさ」です。

お住まいの自治体が定めるサイズ(多くは一辺30cmや50cm)を超えれば「粗大ゴミ」、超えなければ「家庭ゴミ(不燃ゴミや資源ゴミなど)」になります。

最重要:まずはお住まいの自治体のルールを確認!

最も確実なのは、自治体の公式サイトで確認することです。 「〇〇市(あなたの街の名前) ゴミ サイズ」で検索すれば、粗大ゴミになる大きさがすぐに分かります。


【簡単診断】あなたの洗濯物干しはどっち?

  1. そのままの状態で、一番長い部分が自治体の規定サイズ(例:30cmや50cm)を超えますか?

パターンA:手間いらず!「粗大ゴミ」として捨てる方法

分解の手間やケガの心配がなく、最も簡単で安全な方法です。

手順

  1. 自治体の「粗大ゴミ受付センター」に申し込む
    • 電話またはインターネットで申し込みます。「〇〇市 粗大ゴミ受付センター」で検索しましょう。
    • この時に、処分する物干しの種類とサイズ、手数料(料金)を確認します。
  2. 手数料納付券(粗大ごみ処理券・シール)を購入する
    • コンビニエンスストア、スーパー、郵便局などで、指定された金額の処理券を購入します。
    • 料金の目安: 多くの自治体で 400円~1,000円程度 です。
  3. 処理券を貼り、指定場所に出す
    • 処理券に受付番号や氏名を記入し、物干しの見やすい場所に剥がれないようにしっかりと貼り付けます。
    • 指定された収集日の朝、玄関先やゴミ集積所など指定の場所に出しておきます。

パターンB:無料で処分!分解して家庭ゴミとして捨てる方法

費用をかけずに捨てたい場合の方法です。ただし、工具の用意と作業の手間、ケガのリスクが伴います。

1. 分解に必要な道具を用意する

  • 軍手: (必須)ケガ防止のため、必ず着用してください。
  • パイプカッター: 金属(ステンレス・スチール)パイプの切断に使います。ホームセンターやネット通販で1,000円前後から購入できます。力を入れなくても回すだけで簡単に切断できます。
  • ノコギリ: プラスチック部分や、太い金属部分の切断に使います。

2. 安全な場所で分解する

  • パーツや破片が飛び散っても良いように、屋外やベランダ、新聞紙を敷いた床などで行いましょう。
  • パイプの切断面は非常に鋭利なので、素手で触らないように注意してください。

3. 素材ごとに分別してゴミに出す

小さく分解したら、それぞれのパーツを素材ごとに分別します。

  • 金属のパーツ(パイプ、ネジなど)
    • 「不燃ゴミ」 または 「資源ゴミ(金属類)」
    • 自治体のルールに従って、指定の日に出します。
  • プラスチックのパーツ(接合部、洗濯ばさみなど)
    • 「可燃ゴミ(燃やすゴミ)」 または 「プラスチック資源ゴミ」
    • ※この分別は自治体によってルールが大きく異なります。必ず確認してください。
  • コンクリートの土台
    • ほとんどの自治体で**収集不可(処理困難物)**です。
    • 分解・処分は専門業者や販売店に相談してください。

よくある質問(Q&A)

Q1. 長い「物干し竿」も同じ捨て方ですか?

はい、基本的に同じです。 多くの自治体で長さが1mを超える物干し竿は「粗大ゴミ」になります。パイプカッターで短く切断できれば、「資源ゴミ(金属類)」として出せる場合が多いです。

Q2. プラスチック製の洗濯ばさみやハンガーはどうする?

これも自治体のルールによりますが、多くの場合は「可燃ゴミ」か「プラスチック資源ゴミ」に分別されます。少量であれば、他の家庭ゴミと一緒に出すことが可能です。

Q3. 不用品回収業者に頼むのはどう?

メリット: 分解・搬出の手間がなく、他の不用品もまとめて引き取ってもらえるので非常に楽です。 デメリット: 自治体に頼むより費用は高くなります。 注意点: 無料回収を謳う業者には注意が必要です。後から高額な料金を請求されるトラブルもあります。依頼する際は、必ず自治体の「一般廃棄物収集運搬業」の許可を得ているか確認しましょう。

まとめ

洗濯物干すやつ

最後に、洗濯物干しの捨て方のポイントをまとめます。

  • 基本は「粗大ゴミ」と考えるのが一番シンプル。
  • 判断例は「自治体が定めるサイズ(例:30cm)を超えるかどうか」。
  • 無料で捨てたいなら、工具(パイプカッター等)を使い、自己責任で分解する。
  • 分解したパーツは、お住まいの自治体のルールに従って正しく分別する。

使わなくなった物を正しく処分することは、私たちの生活環境を清潔に保ち、資源の有効活用にも繋がります。この記事を参考に、安全かつ適切な方法で洗濯物干しを処分しましょう。

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